まつもとゆきひろ コードの世界‾スーパー・プログラマになる14の思考法
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まつもとゆきひろ
日経BP出版センター
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この本、出ることをしらなくって、手に入れたのがたまたま5/25。
5/25が発行日になってるけど、どっかのblogで読んで知ったので、その前に既に店頭に並んでたのかは知らない。
多分、404 Blog Not Found だったような気がする
丁度、この本の前に「Rubyによるデザイン・パターン」を読んでいたので、個人的にはタイムリーだった。
表紙や帯に著者の近影をドカンと入れるのは、はやりなのかね。「勝間本」以来特にその傾向が顕著のように思う。しかし、直接にしろ間接にしろMatzを知っている人は苦笑いしているところだろう。(不本意だったろうなと、気の毒に思いながら…)
ちなみに、ウチの妻は、どうせなら『まつもとゆきひろの「華麗なる」コードの世界』にしておけばいいのにと、のたまっておりました。w
ちょっと読み進めたあたりで、Matzブログに増刷のお知らせが出ていた。
間違い見つけたら直せるらしいので指摘してくれとのこと。
増刷タイミングには間に合わないけど、あら探ししながら読んだ。
読んでいて、なんか「??」という感じを受けるところを読み返してみると、重複や間違いが見つかったりする事が多いみたいだ。
しかし、そのために読了まで、いつもの3倍くらい時間がかかった。
けど、楽しめたのでいいや。
けど、楽しめたのでいいや。
以下、気になったところ。
他の方も指摘しているところとかぶるかも知らんけど勘弁。
P28 16行目 「を使うことスタックを…」 > 「を使うことでスタックを…」P53 *2 の注釈(図5の横) ここだけ次々ページに注釈の内容があるP86 真ん中あたり 「Ruby1.8では大方の予想に反し,…」これとほぼ同内容が、5行下にも「ちなみに現在1.8では文字列のeachメソッドは,大方の予想に反し,…」 と繰り返されているP93 ページ最下部のコード内 a.zip > a.zip bP111 図2 のコードdog = object clone > dog = object.clonemyDog := dog.clone > myDog = dog.clonep212 下から二つ目のコード "a,b:c".split (/[,:]) > "a,b:c".split (/[,:]/)P214 誤植じゃないけど 2個目のコードの下、『「""」でくくった〜「''」でくくることを…』ダブルクォートとシングルクォートだってのはわかるけど、書体の関係で区別がつきにくいかも。
この本は「日経Linux」の連載が元になっていて、連載の内容はITProでも読める。
雑誌の方は購読していなかったけど、こっちは通勤電車の中でiPhoneで読んだ記憶がある。
さてと、おいらが技術書を読む理由は、2つあって
- 仕事で使うから・使うかも知れないと思って読む
- 知識や示唆を得ることが楽しいから読む
両方の場合もあるが、おいらにとっては、この本は圧倒的に後者の比重が高い。
ところで、この本をTeamLabの読書会でも紹介させてもらったが、ちっともうまくしゃべれなかった。
訓練が足りないというのもあったが(というか、人前でしゃべるのは苦手だ。)
多分、理解が不十分で、まだ、自分の中でうまく言語化できていないのだ。
頭の中の霞を手探りして、とりあえず引っかかったモノを思いつきでしゃべってるという感じで、非常に散漫な発表になってしまった。
多分、この本のおもしろさを非プログラマに伝えるのは至難だとおもうが、私の話ではプログラマさえ伝わらなかっただろうなと思う。
反省。
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