金曜日, 1月 16, 2009

竹田陽一氏のCD

「自己啓発という言葉はなんとなく嫌いだが、最近その手の本を立て続けに読んでいる。
ここしばらく、自分のやっていることの方向性に迷いを生じていたからだ。
この話は、またそのうち書くとして、そうして読んだ自己啓発本の中に「非常識な成功法則 神田昌典」というのがある。

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
神田 昌典
フォレスト出版
売り上げランキング: 72
おすすめ度の平均: 4.5
4 高揚した読後感があるが、内容は冷静に評価したい
4 まさに非常識
5 イメージする事の大切さ。
5 私の人生を変えた一冊。
3 一度読めば十分


で、この中に紹介されている成功の法則に「テープを聴け」というメソッドが書かれている。
これについては今ひとつ信じていないので、もし効果があるとしても抑制されるとおもう。
信じるものは救われるではないが、「信じる」ということそのものの効果については、私も信じているのだ。

しかし、こういう本に書いてあることは、とりあえずやってみることが大事だ。
「試すことに、失敗はない」のだから。w

で、1本だけ買ってみることにした。
テープはどちらにしても聴く手段がないので、CDである。
さすがにいきなり何万もするセットみたいなものを買う気にはならない。
書籍の中で紹介されていた「竹田陽一」で検索すると、「竹田陽一の独立物語」というCDが見つかったのでこれにしてみた。
3000円ちょっとで、まぁ無茶苦茶高いわけではない。

で、CDが届いたのでiTunesからiPhoneにいれた。
しかし、なかなか聴く暇がない。
日曜に家事をしている時にかけてみたが、1回聴いたきりだった。

ところで、現在出るかどうかよくわからない書籍の原稿書きをしているのだが、会社だと気が散ってなかなかはかどらない。家では、さらにもっと、はかどらない。
仕方ないので、20時以降、予定をシャットアウトして、ヘッドホンをかけてチマチマと書くのが習慣になりつつある。
今までは、言葉の入っていないインストゥルメンタルやピアノの演奏などをかけていた。
言葉を操る作業をしている時に、歌は邪魔になるというのも、どこかで読んだか何かして、そんな気になっていたからだ。
しかし、この講演のCDを聴く暇がないので、音楽の代わりにかけてみることにした。

やってみると意外と邪魔にならないものだ。
多分、アイデアをひねり出そうとか、デザインをしているときには、言葉による指向性が働くのでまずいかもしれないが、書くことがおおよそ決まっているような場合には、別に問題ないのかも知れない。

でだ、CDの内容はまぁ、竹田陽一氏が就職してから独立するまで、そして独立してからしばらくについてのお話である。
この方かなり年配の型で、口調も柔らかい。
しかし、どこかうちのじいさんの話し方を思い出させる言い回しというか、しゃべり方をする部分があって、気になって仕方なかった。

それにしても、今では、このCDをかけると原稿を書く気になるというから現金なものである。
パブロフの犬なんだか、条件反射というのは怖いものだ。

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