水曜日, 7月 22, 2009

ありがとう RubyKaigi2009

日本Ruby会議2009

一つ前のエントリで、もうすぐ不惑だというのに、中二病全開な記事を書いてしまった。
が、後悔はしてない。w

とはいえ、あれだけじゃあんまりなので、
気を取り直して、自分の為のまとめでもしておこうとおもう。
でも、今回は参考になるような内容についての細かいことは書かない。
「技評さんの、すばらしいまとめ」に要約はあるし。

発表資料の多くはSlideShareに上がっているし。

公式の動画まとめは、もう少しかかりそうだけど、
ustの動画をまとめて下さった方もいるし。

RubyKaigi 2009 の 不完全ustリンク集 - kawaguti の日記 (id:wayaguchi)

正直、おいらには、ちょっと難しすぎたのだよね。
内容を咀嚼しきれないモノが多々あった。年々、内容が高度化している気はする。


実際に聞いたコマ

1日目
  • Opening
  • Using Git and GitHub to Develop One Million Times Faster
  • Rubyの数
  • Ruby の標準乱数生成器とその改良案
  • Rubyで楽しむBDD,ZDD
  • 静的型付けを持ったRubyっぽい言語の設計と実装
  • Ruby VMの高速化の展望
  • Lightning Talks
  • 懇親会
2日目
  • 1/60秒でRuby -Rubyでゲームを作ったら-
  • Rubyにおける生産性を高めるための開発環境を考察する
  • 静的コード解析統合環境の試作
  • コミュニティアピール
  • 基調講演
  • Lightning Talks
  • 分散並列処理フレームワークfairyと分散オブジェクトシステムDeepConnect
  • 偉大なBigTableとぼくのおもちゃ
  • CとRubyとその間
  • オープンソース開発を始めよう~扉を開けば奇跡が起きる~
  • Ruby による楽天の大規模サービスと基盤技術 (デモあり)
3日目
  • スクリプト言語Ruby
  • ソケットライブラリの改善
  • あらためて仕事で使うRuby
  • RubyGemsの落とし穴
  • RubyならMacでしょう
  • RubyCocoa/HotCocoa(RHC) ~RubyではじめるMac OS Xデスクトップアプリケーショ開発~
  • RubyをつかったiPhoneアプリケーション開発
  • Take the Red Pill
  • 基調講演: Rubyと私、そして日本Rubyの会
  • Closing
  • RejectKaigi Part2

続く。
続きは、後で書く

火曜日, 7月 21, 2009

Rubykaigi2009 を振り返って




3日間のRubyKaigも終わり、一日休みを挟んで、今日は普通に仕事をしている。

今年のRubyKaigiは、私にとって、去年までとは違っていた。
2006から毎年参加しているのだが、自分が変わったのか?RubyKaigiが変わったのか?
祭に酔うことができなかったのだ。

昨年までのRubyKaigiは、何か楽観的な多幸感とでもいうべき雰囲気に包まれてた場だった。
周りは知らない人か、一方的に知っているだけの人ばかりだが、Rubyというドラッグに、ただ酔いしれて、それだけで幸せだった。
わくわくして、その場の空気を吸うだけで、向こう何ヶ月かのやる気を補給してもらっているような感じ?

だが、今回は、そういう気分にはなれなかった。
誤解のないように書いておくが、セッションがつまらなかったとか、そういうことでは「全く」ない。

多分、いろいろな意味で曲がり角にきているのだと思う。

Rubyが好きだと思う。
Rubyをつくっている人たちも、Rubyのコミュニティも、支えている人たちも、みんな魅力的だし、好きだと思う。
でも、それだけでは、何も変わらないし、変えられない。

角谷さんのセッションで、そして高橋さんの基調講演で
これが自分だけの問題ではないということを知った。

作る人と使う人の間には、大きな溝がある。
カンファレンスであれば、話す人と聞く人。
あちら側とこちら側。
受け取るだけの存在でいることの、コンプレックスであったり罪悪感のようなもの。

今年のRuby会議は、遅効性の毒のように効いてきている。
答は出ているようで、未だ出せないでいる。

「take the red or blue pill?」

そういったわけで、
まだ、アンケートに答えられていない。

木曜日, 7月 16, 2009

「ウェブ解析力」目次

ウェブ解析力 ROI(投資対効果)を最大化するアクセス解析の実践的ノウハウ90
村上 知紀 手崎 佳充
翔泳社
売り上げランキング: 499
おすすめ度の平均: 5.0
5 初心者にもやさしい!
5 アクセス解析ツールが活用できる本


目次、Amazonは 2000文字までらしいので、こっちに書いておきます。

序章 ウェブ解析力とは何か
001 意味のあるアクセス解析をする
002 ROI という概念を理解する
003 小さなことから始めて習慣化する
004 分析の基本的なテクニックを知る
005 人に伝える基本的なテクニックを知る

第 1 章 アクセス解析の基礎知識とツールを知る
006 ビーコン型のアクセス解析ツールとは
007 グーグルの無料ツールでアクセス解析をしてみる
008 生ログ型のアクセス解析ツールとは
009 実際に生ログを見てみる
010 パケット解析型のアクセス解析ツールとは
011 アクセス解析で使われる用語の意味を知る
012 アクセス解析では読めないことを知る
コラム あったらうれしいアクセス解析ツール

第 2 章 解析データの読み方を知る
013 新規ユーザーとリピーターとの割合を調べる
014 曜日別・時間帯別アクセス傾向からユーザのライフスタイルを想像する
015 カテゴリごとの遷移を調べて大きなユーザーの動きを把握する
016 ランディングページを最適化して、コンバージョンレートをアップする
017 離脱率の高いページを特定して問題点を調べる
018 ページをいつ離れたかを読む
019 トップページからの遷移を調べて導線が機能しているか確認する
020 カテゴリ別の PV ランキングでよく見られている箇所を大まかに把握する
021 上位入口ページの直帰率を調べて改善箇所を特定する
022 新規ユーザーとリピーターのサイト内行動の差を読む
023 404 エラーを読む
024 検索キーワードをみて SEO の効果を確認する
025 自然検索キーワードやサイト内検索キーワードから有料検索キーワードの候補を選定する
026 日別の流入推移を見て TV や新聞などの広告効果を調べる
027 効果的なメールを打つ
コラム アクセス解析って仕事になるの ?

第3章 コーポレートサイトのアクセスデータを読む
028 コーポレートサイトのアクセス解析のポイント
029 PV の推移とその要因を知る
030 トップページ以外のエントリーページを知る
031 コンテンツの利用度を見てコンテンツ構成を改善する
032 アンケートのレスポンスを見てアンケート項目や画面遷移を見直す
033 検索キーワードを括ってラベルをつける
034 ブログがどの程度読まれているかを知る
035 CPA を読んで顧客獲得コストを下げる
036 キャンペーンサイトのコストを考える
037 オフラインコンバージョンを読む
038 リニューアル時にブラウザーの種別や画面のサイズを調べてサイトの設計に反映する
039 リニューアルの成功基準を設定する
040 内容を要約して解析結果をレポートする
コラム アクセス解析が楽しくなるサイクル

第 4 章 EC サイトのアクセスデータを読む
041 EC サイトアクセス解析のポイント
042 EC サイトの KPI
043 リファラータイプの比率を調べて流入施策を最適化する
044 最大の入口、トップページを効率よく活用する
045 リピーター比率を適正に保ちながら売上を伸ばす
046 売上 UP につながるキーワードを洗い出して、専用のランディングページを用意する
047 メルマガをテストして、より読んでもらえるメルマガにする
048 サイト来訪から購入までの流れのボトルネックを見つける
049 商品詳細画面を改善してカート投入率をアップする
050 フォームエラーを調べて情報入力フォームを改善する
051 購入商品を決めずに来ているユーザーに商品を提示する
052 特集ページの効果を比較して今後の特集に生かす
053 カート投入率から隠れた人気商品を発掘する
054 0 件ヒットキーワードを抽出して機会損失を減らす
055 商品の発見方法を調べて、商品のカテゴリ配置を最適化する
056 ついで買いを促して顧客単価をアップする
057 顧客の LTV を想定して集客計画をたてる
058 サイト内検索キーワードで、商品の旬を読む
コラム アクセス解析のこれから

第 5 章 サービスサイトのアクセスデータを読む
059 サービスサイトのアクセス解析のポイント
060 AJAX の動きをとらえる
061 行動シナリオと実際のルートのギャップを知る
062 ソーシャルメディアの活性度を図る
063 優良な顧客を発見する
064 仮登録から本登録までのフローを改善する
065 検討に時間のかかるサイトのコンバージョンを読む
066 レコメンドがどこまで機能しているのかを読む
067 検索結果の件数を知って検索ロジックを見直す
068 グーグルトレンドで流行のキーワードを見つける
069 競合のトラフィックを読んで成功の要因を取り入れる
070 ユーザーの趣味・趣向・行動を読んでクライアントにフィードバックする
071 メディア連携の効果を検証する
072 拡張されたサービスへのアクセスを読む

第 6 章 携帯サイトのアクセスデータを読む
073 携帯サイトのアクセス解析のポイント
074 クリックを読んで、要素の順番を変える
075 広告枠の位置を決める
076 機種を読んで、提供サービス・機能を判断する
077 パラメーターをつけて流入元からのアクセスを把握する
078 勝手サイトからの流入割合を見る
079 利用時間帯をピンポイントで押さえてメールを送る
080 サイトへの入会・退会タイミングを見る
081 検索のクローラーを特定してその動きを知る
082 携帯サイト用にビーコン型の解析ツールを使う

第 7 章 解析データの伝え方を工夫する
083 パーセント表示を目でわかりやすい人数表示で見る
084 近似曲線でトレンドの傾向をつかむ
085 指数を使って傾向をある時点からの変化を捉える
086 ページのクリック率を構成割合図で見る
087 違いや変化をわかりやすく表現する
088 コンバージョンを表現する
089 変化の見えない場合にデータを読む
090 適切なフォーマットでレポートする
コラム 4W1H を使った分析とレポート

火曜日, 7月 14, 2009

「ウェブ解析力」その後

ウェブ解析力 ROI(投資対効果)を最大化するアクセス解析の実践的ノウハウ90
村上 知紀 手崎 佳充
翔泳社
売り上げランキング: 499
おすすめ度の平均: 5.0
5 初心者にもやさしい!
5 アクセス解析ツールが活用できる本

翔泳社さんからは連絡ないので、通常の書店の方が不明ですけど、
Amazonの「本 > コンピュータ・インターネット」のランキングでは、
発売直後かなり高いところまであがって、その後落ちて、
またじりじりと上げている感じ。
今のところ、ランキングひと桁と二桁の間を漂っています。
初めての書籍なので、これがいいのか悪いのかもよくわからんのですが、
Amazonの書評やブログでもレビューを書いていただけていて、結構うれしかったりします。



ざっと、GoogleのBlogSearchで見た範囲ですが。

#関係ないけど、Bloggerのデフォルトのリストは、日本語読みにくいなぁ。
後で、ちょっと行間とフォントサイズ調整しておこう。